コンテンツ
毎月新しい講話を追加配信します。 全講話リスト
経営論(44講話)▼
創造に生きる
(1983年9月4日 (社)日本青年会議所 第32回北海道地区会員大)概要
本講話は、1983年9月4日、「(社)日本青年会議所 第32回北海道地区会員大会」にて「創造に生きる」と題して行われたものです。全従業員が共鳴できる共通の価値観に根ざした経営理念を確立することが重要であり、きれいな心で、人一倍熱意を燃やして取り組みさえすれば物事は必ず成功すると説いています。また、創造とは哲学の領域であるとして、自分の仕事に全身全霊を打ち込んでいく中でひらめくインスピレーションによって生まれると締めくくっています。
目次
- 共通の価値観に根ざした経営理念をつくる
- 個人主義がアメリカ経済を栄枯させた
- 両極端をあわせもつ
- 心について
- 真の創造を生むもの
意識と経営
(1986年7月24日 船井総合研究所 第35回経営戦略セミナー)概要
本講話は、1986年7月24日、「船井総合研究所第35回経営戦略セミナー」において「意識と経営」と題して行われたものです。企業経営にとって大切なのは、人材や技術、財務といった目に見える部分よりも目に見えない部分の社風、またそのベースとなる経営者、トップの意識であり、「人間として何が正しいのか」という原理原則に基づいた判断ができるよう、経営者、トップは日々心を高め続けなければならないと説いています。
目次
- 企業の見える部分と見えざる部分
- 個人主義のアメリカにおけるIBMとヒューレット・パッカードの成功
- 経営の結果はトップの心の座標軸で決まる
- 3つの判断基準(本能型と状況対応型と原理原則型)
- トップの意識が経営に大きな影響を与える
経営の本質
(1987年10月27日 京都商工会議所 中小企業振興月間記念講演)概要
本講話は、1987年10月27日、「京都商工会議所 中小企業振興月間記念講演」において「経営の本質」と題して行われたものです。経営とは時代がどのように変化しようとも本質は変わらない。また、経営者として闘志、努力、才覚とともに、これらを動かしていく「人格」を高めることが大切であり、自分が商いをする相手、そのビジネスに関わる人たちみんなが喜び、ハッピーにならなければほんとうの事業ではないと説いています。
目次
- 経営に必要な四つの基本
- 夢を抱いて名乗りを挙げた第二電電
- 計画の段階では綿密に考える
- 闘志、努力、才覚を動かしていく徳(人格)
- 両極端の性格を兼ね備える
- ビジネスは相手がハッピーでなければならない
- 「動機善なりや」「プロセス善なりや」「結果は問わず」
逆境下の経営
(1993年3月12日 盛和塾「福岡」例会)概要
本講話は1993年3月12日に開催された盛和塾「福岡」例会で行われたものです。戦後最大と思われる今回の不況は長引くと予想し、厳しい状況が続くことへの覚悟を促しています。そのうえで経営者自身が「何がなんでも」という強い意志を持ち、社員と一丸となって経費を抑える努力を重ねれば、不況はさらなる発展への絶好の機会になると説いています。
目次
- 戦後最大の複合不況に直面
- まだ厳しさが続くことを覚悟して経営を
- 不況時は膨らんだ経費を戻す絶好の機会
- 哲学と人柄を添えて売ることで業績が拡大した「セラチップ」
- 強い意志で言い訳なしの努力を続ける
経営を伸ばす
(1993年4月5日 盛和塾 山形・仙台開塾式)概要
本講話は、1993年4月5日、「盛和塾 山形・仙台開塾式」において「経営を伸ばす」と題して行われたものです。経営がうまくいくかどうかはトップの考え方次第だとして、正しい考え方を持ち続けるために反省を繰り返そうと呼びかけるとともに、会計を後追いするのではなく、会社の実態を常に読み取りながら経営の舵取りを行うことが大切だと説いています。
目次
- 経営はトップの考え方次第でうまくいく
- 若い従業員たちの反乱
- 繰り返し反省することが大切
- 意義を感じた盛和塾ブラジルの開塾
- 損益計算書は経営の指
入魂の経営
(1993年4月8日 盛和塾 三重開塾式)概要
本講話は、1993年4月8日、「盛和塾 三重開塾式」にて「入魂の経営」と題して行われたものです。自らの経験をもとに、いい考え方をもつことが人生を好転させると述べるとともに、企業経営においても経営者が立派な考え方をもち、心を高めて、相手も善くなるようにという利他の心に徹すれば、すばらしい展開を遂げていくと説いています。
目次
- 人生の結果=考え方×熱意×能力
- 責任の重大さを自覚する
- 善なる思い、善なる行いにすばらしい人生が開ける
存在と使命
(1994年4月5日 盛和塾 熊本開塾式)概要
本講話は、1994年4月5日、「存在と使命」と題して行われたものです。経営者は従業員が共有できる価値観に裏打ちされた会社経営の意義、使命を確立することが重要だと述べられ、才能を私物化せず、自分の存在を謙虚に見つめることが大切だと説いています。
目次
- 跡継ぎが直面する使命感と人の悩み
- 従業員が共有できる価値観を確立する
- 謙虚にひたむきに従業員を引っ張る
- 才能を私物化せず自分の存在を謙虚に見つめる
人生の醍醐味を体感できる経営
(1994年4月13日 盛和塾 盛岡開塾式)概要
本講話は、1994年4月13日、「人生の醍醐味を体感できる経営」と題して行われたものです。会社は全従業員の幸福のためにあると考え、経営者が従業員に自ら奮い立たせるきっかけを与えることが大切であると述べられ、また自分自身も経営のすばらしさを日々感じなければならないと説いています。
目次
- 従業員に自ら奮い立たせるきっかけを与えられる経営者になる
- 「この会社は全従業員の物心両面の幸福のためにある」と決める
- 誠意を伝え、みんなが喜んで働いてくれる環境づくりをする
- 社員の幸せのために高い利益率と厚い内部留保を確保する
好きこそ経営の真髄なり
(1994年4月29日 盛和塾函館開塾式)概要
本講話は、1994年4月29日、「好きこそ経営の真髄なり」と題して行われたものです。会社を経営するには「思いやりの心」を判断の座標軸とし、従業員が共感してくれる会社の目的を明確にしなければならないと説かれ、経営の極意とは「経営が好きであること」が重要であると述べています。
目次
- 失敗を未然に防ぐためにも、土俵の真ん中で相撲をとる
- 「思いやりの心」を判断の座標軸にする
- 会社の目的を明確にする-公明正大な大義名分を立てる
- 具体的な目標を立てる-目標必達を強烈に願望し、心に抱き続ける
京セラの発展と経営スローガン
(1994年7月7日 第3回盛和塾全国大会)概要
本講話は1994年7月7日「第3回盛和塾全国大会」にて「京セラの発展と経営スローガン」と題し、年次方針として毎年年頭に掲げてきた経営スローガンを例に、経営トップとしてどのような考え方のもとに経営し、また全従業員を叱咤激励するのか、その重要性について説いている。
目次
- 経営スローガンを掲げる理由
- 謙虚にして驕らず、さらに努力を
- 潜在意識にまで透徹するほどの強い持続した願望、熱意によって自分の立てた目標を達成しよう
- いかにして事業の多角化を成功させるか
- 潜在意識を活用して事業を伸ばす
- 考え方×熱意×能力=人生の結果・仕事の結果
- 新しき計画の成就は只不屈不撓の一心にあり。さらばひたむきに、只想え、気高く、強く、一筋に
- あらゆる可能性を限りなく追求することによって、卓越した先見性を身につけよう
努力を極める
(1995年3月14日 群馬開塾式)概要
経営者とは、どんなに忙しくても、瞬間、瞬間にど真剣に意を注ぎ、創意工夫を重ね一生懸命に仕事をしなければならない。従業員にも一生懸命に仕事をしてもらうためにはリーダーが「心を高める」ことが重要である。本講話では、商いの道に大義名分を説いた石田梅岩の教えをもとに、働くことを通じて「心を高める」ことの重要性が説かれている。
目次
- 一生懸命に働く
- 集中すると創意工夫が生まれる
- 「有意注意」を習慣化する
- 従業員にも一生懸命になってもらう
- 一途な努力で将来が「見える」
- 次世代の経営者に期待すること
- ビジネスの大義名分を説いた石田梅岩
- 日々の仕事で精進し、悟りを開く
- 必要なのは経営者が「心を高める」こと
これから伸ばすべき力を見極める
(1995年3月20日 盛和塾大分開塾式)概要
本講話は、1995年3月20日、「これから伸ばすべき力を見極める」と題して行われたものです。経営者は知識を理念に高めて実行することが重要で、それを成し遂げるために必要な人格や人間性の変革について説いています。また、人間性を高めると同時に企業が大きく発展していく時、その規模や段階に合わせて必要となる能力についても述べています。
目次
- 知識を見識、胆識へ高める
- 第一ステップ:会社を立ち上げる
- 第二ステップ:人心をつかむ①
- 第二ステップ:人心をつかむ②
- 自社に足りない力を認識する
心を高める、経営を伸ばす
(1995年5月12日 第1回経営講座トップセミナー(京都商工会議所))概要
本講話は、1995年5月12日、「心を高める、経営を伸ばす」と題して行われたものです。経営において考え方を高めることが重要であることを、人生方程式や心の構造を用いて説いています。また、講演の最後には、中小企業経営者こそが社会を支える存在であり、立派な考え方を持って経営してほしいと述べています。
目次
- はじめに
- 「経営はトップの考え方、意志で決まる」ことを前提に据えて
- プリミティブな原理原則を判断基準に据えたために京セラは成功した
- 人生・仕事の結果は「能力×熱意×考え方」で決まる
- 魂で物事を判断する
- 従業員と魂から発した崇高な考え方を共有する
- 第二電電の成功で証明した考え方の大切さ
- おわりに
経営はトップの哲学、考え方で決まる
(1995年5月19日 関西7塾合同例会)概要
会社の業績や状態は、トップの持っている考え方で決まってくる。人間として正しい考え方、「利他の心」を判断基準にし、日々心を高めていくことが重要である。そのためには、単に個人的な欲望から事業の成功を願うのではなく、少しずつ自らの心を高め、美しい心で人のために尽くすことを働く目的にすべきである。本講話はそのような経営者としてのあるべき姿をわかりやすく説いた内容となっている。
目次
- DDIフィロソフィについて
- 経営はトップの意志と考え方で決まる
- どこを目指すかで考え方は変わる
- どういう人生を生きるかが問題
- 「人間として何が正しいのか」を経営の判断基準とする
- 「利他の心」を判断基準とする
- 反省のある人生を送る
- 哲学なき社会を憂う
- 会社のフィロソフィをつくり、経営を伸ばす
経営に働く原理原則(繁栄への道をさぐる)
(1995年7月20日 第3回経営講座トップセミナー(京都商工会議所))概要
本講話は、1995年7月20日に「経営に働く原理原則(繁栄への道をさぐる)」と題し、京都商工会議所主催の経営講座トップセミナー第3回目として行われたものです。稲盛が経営の原理原則と考える「経営の12ヶ条」を1条ずつ解説し、これらを信じて愚直に実践すれば、会社は見違えるように変わると述べています。
目次
- はじめに
- 事業の目的・意義を明確にする
- 目標を明確に立てる
- 強烈な願望を心に抱く―潜在意識に透徹するほどの強く持続した願望を持つ―
- 誰にも負けない努力をする―地道な仕事を一歩一歩堅実に、たゆまぬ努力をする―
- 売上を最大限に、経費を最小限に―入るを量って、出ずるを制する。利益を追うのではない。利益は後からついてくる―
- 値決めは経営なり―値決めはトップの仕事。お客様も喜び、自分ももうかるポイントは一点である―
- 経営は意志で決まる―経営には岩をもうがつ強い意志が必要―
- 激しい闘魂を持つ―経営にはいかなる格闘技にもまさる激しい闘争心が必要―
- 真の勇気を持つ―卑怯な振る舞いがあってはならない―
- 常に創造的な仕事をする―今日よりは明日、明日よりは明後日と、常に改良改善を絶え間なく続ける。創意工夫を重ねる―
- 思いやりの心で誠実に
- 常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で
自然の摂理にかなう経営
(1996年1月26日 第3回経営講座トップセミナー(京都商工会議所))概要
本講話は、1996年1月26日、「自然の摂理にかなう経営」と題して行われたものです。謙虚な気持ちを持つことや、宇宙に流れている他人を思う心を持って経営を行うこと、またそのような心を持って人生を送ってほしいと述べています。
目次
- 謙虚にして驕らず、さらに努力を
- 思念は業を作る
- 生成発展の流れ
- 動機善なりや、私心なかりしか
中小零細企業が大企業に発展するためには
(1996年7月5日 第5回盛和塾全国大会)概要
本講話は、事業を成功に導くためには、どのような考え方が必要なのか、京都の企業を例に挙げながら話されている。また、中小零細企業を大企業に発展させていく、トップとしての心のあり方がわかりやすく説かれている。
目次
- 事業を成功に導くには努力の積み重ねしかない
- 素人がつくりあげた京都の先端産業
- 危機感と飢餓感がもたらした創意工夫が新分野を拓く
- 生き延びたい一心で新市場・新製品を開発し続ける
- 目標の置き方で会社の将来像は決まる
起業の才覚 企業成長のプロセス
(1996年9月19日 中部地区塾長例会講話)概要
景気回復が進まない中で、いかに利益を生み出していくかに悩む塾生の要望に応える形で行われた講話。ベンチャーから大企業へと成長を遂げた京都企業の軌跡と経営者の才覚、中小企業からいかに成長するかについて解説している。
目次
- 事業家とは、何の変哲もないことを事業にする才覚をもった人
- 物流部門を、すばらしい事業に育て上げる
- 創意工夫で高収益の事業に変える
- 「素人の発想」が京都の優良企業の原型
- 京都企業経営者に共通する八つの気質
- みんな、はじめは素人だった
- 安定と成長に不可欠な多角化展開
- 多角化がもたらす安定性と危険性
- 危険な道だからこそ、得意技を生かす
- 多角化の失敗例と難しさ
- 打った飛び石をつなげる
- 「多角化」という坂道を登る方法
- 企業の成長と同時に、人間的な成長に努める
なぜアメーバ経営が必要か
(2000年8月26日 第8回全国大会)概要
本講話は「アメーバ経営のあり方」について体系的な解説が行われた京セラ北米チームセミナー(2000年)の講話がベースとなっている。アメーバ経営の目的とその留意点、そして京セラフィロソフィとの関係性を明らかにしたその内容は、全員参加経営を正しく実践するための示唆に満ちている。
目次
- はじめに
- マーケットに直結した部門別採算制度の確立
- 経営者意識を持つ人材の育成
- 経営理念をベースとした全員参加経営の実現
- アメーバ組織のつくり方
- アメーバ間の値決め
- アメーバ経営におけるリーダーの姿
- アメーバ経営が実現するもの
我々が目指すべき商人道
(2003年8月22日 盛和塾第11回全国大会)概要
本講話は2003年8月22日、盛和塾第11回全国大会1日目にて「我々が目指すべき商人道」と題して行われたものです。経営者は社会的地位を高めていくためにも、経営者自身が率先垂範で心を高め続け、人々から信頼と尊敬を受けるような人物とならなくてはならないと説いています。
目次
- 社会に残る企業経営者への偏見
- 経営者は「利他行」をしている
- 利益追求のためなら何でもする経営者
- 人間として正しいことを正しく貫く
- 盛和塾生だからこそできる「真の経営」
- 人間としての正しい道を貫けば、自然と利益はもたらされる
- 「自利利他」の経営判断が成功を導く
- やさしい思いやりの心は、強大な力を持っている
フィロソフィを学び、業績を向上させる
(2004年4月13日 全国世話人会)概要
本講話は、会社の業績を向上させるためには、自らが信じるフィロソフィを心の中に落とし込み、信念にまで高めて従業員と共有していかなければならない、と力説。フィロソフィ、経営12ヵ条を学ぶ、本当の意味を説く。
目次
- 業績を向上させる強い意志、強い経営者魂
- 感動できる人でなければ経営はできない-常に積極的で前向きな姿勢であれ-
- ぼやいた時点で経営者失格-物事を明るくポジティブに受け取る-
- 損益計算書を読みこなし、使いこなす
- フィロソフィを共有する-従業員を同志、パートナーに-
- 同じ魂が求め合い、引き寄せ合う
- すべてをポジティブに受け取る
フィロソフィを経営の現場で実践する
(2004年4月 フィロソフィを経営の現場で実践する)概要
本講話は、2004年4月、「フィロソフィを経営の現場で実践する」と題して行われたものです。企業経営者がいかに真剣に、一生懸命にフィロソフィを頭に入れて経営をしているのか。トップ自らが強い意志を持ち、全社員とフィロソフィを共有することの大切さを詳細に説いています。
会計「能力」を高める、経営を伸ばす
(2004年12月14日 盛和塾関東地区合同例会)概要
本講話は「会計『能力』を高める、経営を伸ばす」と題し、まずは人としての「正しい考え方」を身につけ、その上で会計能力を高めるために実践する原則について5つの項目を解説されている。
目次
- 経営者としての「能力」を高める
- 「1対1対応」の原則
- 筋肉質の経営に徹する
- 完璧主義の原則
- ダブルチェックの原則
- キャッシュベース経営の原則
美しい決算書をもった企業をつくる
(2005年1月17日 盛和塾関西地区合同塾長例会)概要
本講話は、2005年1月17日、「美しい決算書をもった企業をつくる」と題して行われたものです。元盛和塾生の会計士の方が「京セラの決算書は美しい」と題し研究発表されたことを受け、京セラの決算書に首尾一貫して貫かれる京セラ会計学を高く強い思想とともにひもといています。
目次
- 「美しい」と感じる見識と 眼力の素晴らしさ
- 企業の健康状態を映し出す 貸借対照表
- 美しい筋肉質の企業体をつくるには
アメーバ経営にはフィロソフィの共有が欠かせない
(2006年9月20日 盛和塾第14回全国大会)概要
本講話は、2006年9月20日に盛和塾第14回全国大会にて「アメーバ経営にはフィロソフィの共有が欠かせない」と題して行われたものです。経営にとっていちばん大切なことは、経営者と従業員が考え方を同じにすることであり、そのために経営者は自分自身の哲学をつくり、それを社員と共有すること。また、社員に共同経営者となってもらうために、社内を独立採算が可能な組織単位に分け、誰にでもわかる損益計算書をつくって経営の結果がわかるようにする。利益配分を工夫するとともに、時間当たりの付加価値といったマイルドな共通指標で評価する。そのようにして全員を経営に参画してもらうことが、アメーバ経営の要諦であると説明しています。
目次
- 1.アメーバ経営はフィロソフィの共有化から始まる
- 2.経営者意識を持つ人材の育成
- 3.アメーバ間の利害対立を融和させるのはフィロソフィ
- 4.アメーバ経営と採算表
経営者に求められる3つの力
(2006年11月26日 盛和塾ニューヨーク塾長例会)概要
本講話は、2006年11月26日、「盛和塾ニューヨーク塾長例会」にて「経営者に求められる3つの力」と題して行われたものです。自らの経験をもとに、経営者に必要な3つの力について述べるとともに、資本主義社会のなかにあっても「利他」の心で周囲の人たちが幸せになるようにという思いをもって事業計画を立てれば、必ずうまくいくと説いています。
目次
- 1.自力-経営者自身の力を高める
- 2.他力-従業員の力を結集させる
- 3.他力-宇宙の力を得る
不況を次の発展の飛躍台に -一つの予防策と五つの対策-
(2008年05月13日 盛和塾中部東海地区合同例会)概要
経営者の考え方、処し方いかんで、不況は企業の成長のチャンスとなる――。厳しい不況を幾度も乗り越えてきた経験をもとに、不況への予防策と五つの対策を、第1次オイルショック時の具体例を挙げて説き明かす。
目次
- 不況は成長のチャンス
- 〈不況に備えての予防策〉高収益であれ
- 〈不況における対策①〉全員で営業する
- 〈不況における対策②〉新製品開発に全力を尽くす
- 〈不況における対策③〉原価を徹底的に引き下げる
- 〈不況における対策④〉高い生産性を維持する
- 〈不況における対策⑤〉良好な人間関係を築く
現代の経営者はいかにあるべきか
(2009年09月01日 盛和塾第17回全国大会)概要
本講話は2009年9月1日、盛和塾第17回全国大会にて「現代の経営者はいかにあるべきか」と題して行われたものです。人類の歴史を俯瞰的にとらえ、現代がいかなる時代なのかという時代認識の中で、いかにして経営者が生きていかなければならないのかということについて、詳細に説いています。
目次
- はじめに
- 人類を発展させた欲望という原動力
- 今、求められているのは、新しい倫理観の確立
- 企業経営者こそが世の模範とならなければならない
- おわりに
アメーバ経営は
どのようにして誕生したか
概要
本講話は、アメーバ経営がどのような経緯で誕生したのか、また、その仕組みや運用上のポイントについて詳細に述べられている。
目次
- アメーバ経営の発想の原点
- アメーバ組織と売上計上
- 時間当り採算制度の仕組み
- 運用上のポイント
- アメーバ経営の特長
経営のこころⅠ
-判断基準、ミッション、ビジョン、フィロフィ-
概要
「経営のこころ」というテーマで、自らの経営を振り返りながら、経営における判断基準、ミッション(使命)、ビジョン(目標)、フィロソフィ(哲学)の必要性を述べた講話。経営者はこの「経営のこころ」を持った、すばらしい精神風土の企業をつくらなければならないと説いている。
目次
- はじめに
- 「敬天」の思想と「人間として何が正しいのか」という判断基準
- 「愛人」の思想と「全従業員の物心両面の幸福を追求する」という経営理念
- 京セラ成長のパワーの源泉は「夢」「希望」「ビジョン」
- 「フィロソフィ」はいかにして誕生したか
- ミッション、ビジョン、フィロソフィを確立し、ひたむきな努力を重ね続ける
- 稲盛経営哲学と資本主義発展の道
- 中国に普及する「経営のこころ」
経営のこころⅡ
-フィロソフィの根本思想-
概要
「経営のこころⅡ-フィロソフィの根本思想-」というテーマで、自らの経営思想(フィロソフィ)の根幹について、創業当時からの経営を振り返りながら、説かれている。フィロソフィの根幹には、他を利し、他によかれかしと願う確固たる思想があり、そのような考え方で行動すれば必ずやすばらしい結果につながると話されている。
目次
- はじめに
- 人間として正しいことを正しいままに貫く
- 自利と利他
- 足るを知る
- 共に生きる
- 日本航空再建に込めた三つの思い
経営のこころⅢ
-いかにして心を高めるか-
概要
本講話は、2010年9月8日、「経営のこころⅢ-いかにして心を高めるか-」と題して行われたものです。「経営のこころ」と題した講話の1回目では、企業内で確立すべき判断基準、ミッションやビジョンについて、2回目では、フィロソフィの根幹に息づく思想について、今回の3回目となるⅢでは経営者自身がどのような精神性を持たなければならないのかということについて詳細に説いています。
目次
- はじめに
- 経営はトップの器で決まる
- 心を高める、経営を伸ばす
- 心の構造
- 誰もが等しく「真我」を持っている
- 「心を高める」とは、低次元の自我を抑え、高次元の真我を発揮させること
- 真我(利他)と自我(利己)が心の中心に同居し、葛藤している
- 人生の目的は、心を高めること
- 災難も成功もいずれも試練
- 仕事を通じて心を高める
- 人格を高め、維持する
- JAL再生への思い
フィロソフィこそ経営の源泉
(2011年6月2日 盛和塾福島開塾式)概要
東日本大震災から3ヵ月余り、過酷な状況下で経営にあたる福島の塾生に向けて、日本航空再建の事例をもとに、企業経営における「フィロソフィ」の必要性と、その強大なパワーについて語る。
目次
- 過酷な状況下で迎えた開塾
- 経営の要諦は「フィロソフィ」に尽きる
- 「フィロソフィ」誕生の経緯
- 人生・仕事の方程式=考え方×熱意×能力
- 際限のない努力が成功をもたらす
- 「考え方」がマイナスなら、結果もマイナスに
- 講演聴講者から贈られた即興詩
- 「フィロソフィ」がもたらしたJALの意識改革
- 「フィロソフィ」の実践が呼び起こしたお客様の感動の声
- 社員の意識と会社業績は連動する
困難に打ち勝つ
(2011年7月6日 盛和塾第19回全国大会)概要
本講話は、2011年7月6日、「困難に打ち勝つ」と題して行われたものです。経営哲学を企業内で共有する意義について述べ、その経営哲学の中でも困難な状況に打ち勝つために必要な考え方について詳細に説いています。
目次
- はじめに
- 「フィロソフィ」に含まれる大切な四つの要素
- いかなる障害があろうとも、正しいことは正しいと主張しなければならない
- 策を用いて世の中を渡るようなことをしてはいけない
- 困難に真正面から取り組むことで「神の啓示」を得ることができる
- 厳しい生き方をあえて選ぶ
- 無限の可能性を信じられるかどうかが成功と失敗を分ける
- 知識を見識に、見識を胆識にまで高め、実行することが大切
- 経営は強い意志で決まる
- 可能性を信じることから生まれる「強い意志」
- 修羅場を克服する時に「燃える闘魂」が必要となる
アメーバ経営が持続的な企業成長をもたらす
(2011年9月25日 稲盛和夫経営哲学広州報告会)概要
本講話は、2011年9月25日、「アメーバ経営が持続的な企業成長をもたらす」と題して行われたものです。アメーバ経営の目的と運用にあたっての留意点、そして京セラフィロソフィとの関係性をひもといています。また、会社経営においては確固たる経営管理システムを確立し、正しく実践することが重要であると述べています。
目次
- はじめに
- アメーバ経営の3つの目的
- アメーバ経営運用にあたっての留意点
人と企業を成長発展に導くもの
-日本航空再建の真の要因と日本経済の再生について-
概要
日本航空の再建が成った経緯とその要因を語るとともに、企業経営を成功に導き、さらには低迷する日本経済を再生させるために不可欠な激しい闘争心について説く。
目次
- 人と企業を成長発展に導くものとは
- 日本航空再建の真の要因
- 盛和塾生による「利他の心」の実践
- なぜ日本航空再建は順調に進んだのか
- 「フィロソフィ」による意識改革
- 「アメーバ経営」による組織改革
- 「隠れ念仏」によって育まれた感謝の思い
- 「神の助け」が日本航空の奇跡的な回復をもたらしてくれた
- 「人間として何が正しいか」で判断したアメリカン航空との提携継続
- 経営とは波瀾万丈
- 経営者にはすさまじい闘争心が必要不可欠
- 「京セラ社員よ、闘争心を持て」
- 低迷する日本経済に足りないのは、強い意志と燃えるような闘争心
- 燃える闘魂を持ち、美しい心を羅針盤とする
経営12ヶ条(第1条~第4条)
(2012年12月11日 西日本地区忘年塾長例会)概要
本講話は「経営12ヶ条(第1条~第4条)」(正式版)の一部を抜粋したものです。
[出典] 2012年12月11日 盛和塾西日本地区忘年塾長例会
世の中の複雑に見える現象も、それを動かしている原理さえわかれば、簡単に理解することができる。同様に、物事の本質にまでさかのぼれば、経営とは実はシンプルなものである。
京セラ、KDDI、JALでの経営体験から導かれた「稲盛経営12ヶ条」は、どうすれば会社経営がうまくいくのかを解説した経営の真髄である。本講話では、その第1条~第4条をわかりやすく解説する。
目次
- はじめに 「経営12ヶ条」の力を信じて実践する
- 第1条 事業の目的・意義を明確にする
- 第2条 具体的な目標を立てる
- 第3条 強烈な願望を心に抱く
- 第4条 誰にも負けない努力をする
経営12ヶ条(第5条~第12条)
(2013年7月18日 第21回世界大会)概要
世の中の複雑な現象も、それを動かしている原理さえわかれば、明快に理解することができる。同様に、経営においても、いくつかの原理原則にもとづけば、正しく会社の舵取りができる。
「経営12ヶ条」は、どうすれば会社経営がうまくいくのか、その真髄を明らかにしている。本講話では、前巻の第1条~第4条の解説に引き続き、後半部分である第5条から第12条の内容を具体的にわかりやすく解説している。
目次
- はじめに 「経営12ヶ条」の力を信じて実践する
- 第5条 売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える
- 第6条 値決めは経営
- 第7条 経営は強い意志で決まる
- 第8条 燃える闘魂
- 第9条 勇気をもって事に当たる
- 第10条 常に創造的な仕事をする
- 第11条 思いやりの心で誠実に
- 第12条 常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で
日本航空の再建
-フィロソフィに基づく経営-
概要
本講話は、2014年にオックスフォード大学で話されたものである。日本航空の再建を振り返り、再建を導いた5つの要因、そのベースとなった「フィロソフィに基づく経営」が生まれた背景、重要性について説いている。また最後に、この経営のあり方こそが、現在の資本主義の矛盾を是正していくものではないかと述べている。
目次
- はじめに
- 日本航空再建の3つの大義
- 再建に導いた5つの要因
- フィロソフィに基づく経営はいかにして生まれたのか
- フィロソフィに基づく経営の重要性
働き方
-経営者はいかに働くべきか-
概要
本講話は2014年6月29日「稲盛経営哲学<杭州>報告会」にて「働き方-経営者はいかに働くべきか-」と題し、経営者は「何としても事業を成功させたい」という強い思いを持つことが重要であること、また経営者の「考え方」が企業の盛衰を決めるということを自覚し、無私の心で働くことの重要性を説いている。
目次
- はじめに
- 強烈な願望を抱く
- 誰にも負けない努力をする
- 全従業員の物心両面の幸福のために働く
- 経営者の「考え方」が企業の盛衰を決める
- 「無私の心」で働く
- 「世のため人のため」に働く
- 「善きこと」をなすことで魂を磨くことが人生の目的
なぜ企業は高収益でなければならないのか
(2014年12月17日 西日本地区忘年塾長例会)概要
企業経営の目的である、全従業員の物心両面の幸福を追求するためには、企業が高収益でなければならない。高収益の世界へ「すむ世界」を変えるためにはどのような考え方を持ち、どのように実践していけばよいのか。本講話では、そのような高収益な企業であるための方法をわかりやすく説いている。
目次
- 京セラの高収益経営の原点
- 創意工夫に努めることで高収益体質をつくる
- 高収益でなければならない六つの理由
- どのぐらいの利益率を目指すのか
- 高収益の世界へ「すむ世界」を変える
なぜ経営に利他の心が必要なのか
(2015年6月25日 立命館大学 稲盛経営哲学研究センター開設記念講演)概要
本内容は2015年6月25日「立命館大学 稲盛経営哲学研究センター開設記念講演」をもとに制作しています。優しい思いやりの心をもって取り組む経営と、熾烈な市場競争の中、強い気持ちをもって業績を伸ばす経営との両立はいかにして可能なのか。京セラ、KDDI、日本航空の経営から具体的な事例を引き合いにして「利他の心」が経営にあたえる影響を説く。
目次
- はじめに
- 「従業員のため」という経営理念が京セラ急成長のベース
- 「国民のため」という純粋な思いがKDDI成功の原動力
- 「世のため人のため」に臨んだ日本航空の再建
- 日本航空が生まれ変わった要因①―利他の経営理念―
- 日本航空が生まれ変わった要因②―フィロソフィによる意識改革―
- 利己的な欲望は必ず没落を招く
- なぜ利他の心が企業を成長発展させるのか
- 利他の心こそが資本主義社会を救う
なぜ経営に哲学が必要か
(2017年2月20日 盛和塾 尾張開塾式)概要
本内容は2017年2月20日「盛和塾 尾張開塾式」での講演をもとに制作しています。
目次
- 経営はトップの考え方で決まる
- 誰にも負けない努力をする
- 慎重堅実な経営を行う
- 新しいことに挑戦する
- 謙虚にして驕らず、さらに努力を
数字で経営する
(2017年7月20日 盛和塾第25回世界大会)概要
本講話は、2017年7月20日に盛和塾第25回世界大会にて「数字で経営する」と題して行われたものです。企業が永続的に成長発展させるには、経営者が経営数字を指標として正しく舵取りをすることが不可欠であり、そのための数字とはどのようなものであるかを、京セラの取り組みを紹介しながら説明しています。
目次
- はじめに
- 1.正しい数字で経営する
- 2.数字を厳しくとらえる
- 3.数字を細分化する
- 4.数字をリアルタイムに把握する
- 5.美しい決算書をつくる
リーダー論(17話)▼
企業経営を好転させる哲学
(1994年8月9日 関東ブロック合同塾長例会)概要
本講話は1994年8月9日「盛和塾関東ブロック合同塾長例会」にて「企業経営を好転させる哲学」と題し、冒頭、第二電電の関連するPHS事業の新社長向けにまとめた「社長心得八ヵ条」を紹介している。また、第二電電や米国企業を買収したときの事例などから、企業哲学の重要性について説いている。
目次
- 社長としての心構え
- なぜ経営に哲学が必要なのか
- 社風とは、従業員の心がつくるもの
- 烈風吹きすさぶような厳しさを含んだ優しさを
- 私心なき動機で成功に導いた、通信事業の創業
- 善意の買収が、業績向上の鍵となる
経営者の判断基準
(1994年4月7日 宮崎開塾式)概要
本講話は、経営者の人間性が高まらない限り、本当の意味で社員を率いていくことはできないこと、また、福沢諭吉の教えをもとに、「人間として正しいこと、道徳に基づいた判断基準をもつこと」の重要性が説かれている。
目次
- リーダーにふさわしい人間性を備える
- 努力と道徳の人 二宮尊徳
- 「人間として何が正しいか」を判断基準におく
- 全従業員の物心両面の幸福を追求する
- 経営者に求められる闘争心と責任
人心をつかむ
(1995年4月26日 千葉開塾式講話)概要
本講話は1995年4月26日「千葉開塾式講話」から「人心をつかむ」と題して、従業員とのコミュニケーションのはかり方、経営理念を共有することの重要性などが詳細に解説されている。また、石田梅岩の石門心学を引き合いに、企業が正々堂々と利益を追求することの正しさを示しており、経営者への示唆に富んだ内容となっている。
目次
- 信じ合える人間関係をつくる
- 従業員とのコミュニケーションをはかる機会をつくる
- 大義名分を掲げ理念を高め続ける
- 公明正大に利益を追求する
判断の基準をどこに置くか
(1995年5月11日 盛和塾中部合同例会)概要
本講話は、1995年5月11日に「判断の基準をどこに置くか」と題して行われたものです。会社を守り経営をよりよくするためには、判断基準となるべき高邁な哲学を経営者が持ち、それを従業員と共有することが大切です。そしてその判断とは、本能や感情ではなく、心の一番奥にある「魂」で判断した正不正、善悪にもとづいたものであるべきだと説いています。
目次
- 高い次元の哲学を従業員と共有する
- 判断基準なき経営の弊害
- 集団のために自己犠牲を厭わないのが真のリーダー
- アメリカでも理解される東洋思想
- 「考え方」がすべての結果を左右する
- 経営者自身が判断の座標軸を持ち決断する
- 「魂」で判断をする
- 正不正、善悪による判断がよい経営をもたらす
- 創業10年でフィロソフィをつくった第二電電
フィロソフィを信念にまで高める
(2004年6月15日 四国地区合同例会[編集版])概要
本講話は2004年6月15日「盛和塾四国地区合同例会」にて「フィロソフィを信念にまで高める」と題し、学びえた知識や哲学をいかにして腑に落とし、信念にまで高めるのか、実践的な心の修養をひもとかれた内容となっている。
目次
- フィロソフィを信念にまで高める
リーダーに不可欠な社会的規範
(2004年9月2日 盛和塾第12回全国大会)概要
本講話は2004年9月2日、盛和塾第12回全国大会2日目にて「リーダーに不可欠な社会的規範」と題して行われたものです。リーダーが持つべきプリミティブな倫理観について詳細に説いています。また、西郷南洲を例に挙げ、真のリーダーは「公平無私の心」を持ち、人のため、組織のため、社会のために尽くすということを率先垂範するほどの人格が必要であると述べました。
目次
- 社会的規範が求められる時代
- 知識として持つ倫理観を心の信念にまで高める
- 真のリーダーは「公平無私の心」を持つ
- 志を信念化させていた西郷南洲
- 現代のリーダーたちがすべきこと
- 「動機善なりや、私心なかりしか」と自問自答する
リーダーが持つべき4つの心得
(2005年4月13日 ニューヨーク開塾式)概要
事業で成功することはできても、それを持続していくことは至難の技である。会社をすばらしい大企業へと成長させていくには、トップの持つ考え方が鍵となる。
「才能を私物化しない」、「善きことを思う」など、経営者を大成させるための4つの心得について解説する。
目次
- リーダーとして持つべき人間性を学ぶ
- 謙虚にして驕らず
- 思念は必ず実現する
- 宇宙はあらゆるものを進化発展させる
- 利他の心が調和をもたらす
- すばらしい経営者を目指して
西郷南洲が教えるトップのあり方
(2005年9月15日 第13回全国大会)概要
本講話は2005年9月15日「盛和塾第13回全国大会」にて「西郷南洲が教えるトップのあり方」と題し、西郷南洲翁遺訓の中から、経営者にとって大切な項目を取り上げ、単純で基本的な「人間として持たねばならない倫理観」の重要性を説いている。
目次
- はじめに
- 判断の基準を「人として持つべき倫理観」に置く
- 西郷南洲が教える人の生き方、トップのあり方
- 上に立つ者は率先垂範せよ
長たる者の資質
(2007年2月13日 平和堂創業50周年式典)概要
本講話は2007年2月13日「平和堂創業50周年式典」にて幹部社員に向けた特別記念講演です。生まれたものは必ず死に、発展したものは必ず滅亡するという真理を説き、企業を50年、100年と成長発展させていくためにリーダーに必要な資質および果たすべき10の役割について説明しています。
目次
- 企業の寿命は摂生次第で延ばせる
- 成功しても慢心してはならない
- 長たる者の資質
- リーダーが果たすべき10の役割
- 末端の従業員までが「自分の商売だ」という気持ちで働く店を
- 創業の精神を忘れずに、これからも発展を
リーダーのあり方
(2007年10月20日 GEFグループ交流勉強会での講話)概要
2007年10月20日、盛和塾ブラジルツアーにて行われた講話。リーダーに必要な三つの要件「ビジョン」「ミッション」「人格」について、人生方程式や京セラフィロソフィの考え方とともに、京セラ設立当初の出来事、第二電電の創業など自身の経験を交えて説いている。
目次
- 経営者に必要な三つのもの―ビジョン、ミッション、人格
- 世界一の企業を目指す創業時からのビジョン
- ミッションを確立するに至った従業員の反乱
- 従業員が安心して働き、実績を上げた結果として、会社の価値が高まる
- 大義のあるミッションを掲げる―第二電電創業時の例
- リーダーには高邁な人格が必要とされる
- 「人生・仕事の結果」=「考え方」×「熱意」×「能力」
- 考え方の重要さについて
- 地味な努力を積み重ねる
- 創意工夫をする
- ガラス張り経営
- 企業の成功や永続はリーダーが持つ考え方による
正しい判断をする
(2011年9月12日 関西地区塾長例会)概要
本講話は「正しい判断をする」と題して、経営トップが絶対に間違えることの出来ない数々の判断をいかにして正しく導くことができるかについて、日本航空、京セラでの体験をもとに説明されている。正しいことを正しいままに貫く、常に有意注意で物事に向き合うことなど、常日頃から意識すべき要諦の数々が示されている。
目次
- はじめに
- 心の中に規範を持つ
- 本能をもとに判断してはならない
- 正しきを貫くことで結ばれたアメリカン航空との絆
- すさまじい集中力を持つ
- アモルファスシリコンドラムの開発
- 有意注意を習慣にして判断力を磨く
- マクロとミクロを両立させる
- MBA取得者こそ現場で勉強すべき
- 迷った時には原点に返る
- 正しい判断を通じて企業を成長発展させる
リーダーの資質
(2012年6月3日 経営哲学重慶報告会)概要
本講話は、2012年6月3日、「リーダーの資質」と題して行われたものです。企業経営の先頭に立って奮闘するリーダーはいかにあるべきか、これまでの経営を通じて体得した自らの経営の考え方と方法について述べています。また、幌馬車隊を例に「リーダーの五つの要諦」について詳細に説いています。
目次
- 幌馬車隊の隊長が示すリーダーの五つの要件
- 一.使命感をもつ
- 二.目標を描き、実現する
- 三.新しいことに挑戦する
- 四.信頼と尊敬を集める
- 五.思いやりの心をもつ
企業統治の要諦
-従業員をモチベートする-
概要
企業を大きく発展させようとするとき、そのベースとなる企業統治の要諦は、従業員のモチベーションを高めることにある。本講話では、従業員との接し方から、ビジョンやミッション、そしてフィロソフィの重要性について、京セラや第二電電における事例をもとに解説している。現場社員のモチベーションを上げたい経営者・リーダーに最適の講話。
目次
- 従業員をパートナーにする
- 従業員を自分に惚れ込ませる
- 仕事の意義を説く
- ビジョンを掲げる
- ミッションを確立する
- 第二電電創業の大義名分
- 太陽光発電事業の大義名分
- あらゆる事業で大義名分を掲げる
- フィロソフィを共有する
- フィロソフィは文化を越える
- 企業統治の要諦は従業員をモチベートすること
リーダーのあるべき姿
(2014年2月7日 シャープ株式会社)概要
本講話は、2014年2月7日、「リーダーのあるべき姿」と題して行われたものです。企業経営においてリーダーに求められるものは哲学であり、リーダー自らが心を高めていくことの重要性について、日本航空再建の原点に触れながら「経営12ヵ条」を順に解説しています。
目次
- 企業経営において最も大切なものはリーダーがもつ哲学
- 正しい判断を導く心のあり方
- 純粋な「思い」が成し遂げた日本航空の再建
- 日本航空再建の原動力となった「経営12ヵ条」
リーダーとして目標をいかに実現するか
(2015年12月22日 盛和塾東日本地区忘年塾長例会)概要
本講話は2015年12月22日「盛和塾東日本地区忘年塾長例会」にて「リーダーとして目標をいかに実現するか」と題し、経営とはリーダーが持つ思い、意志によって決まる、リーダーとしてどのような思いを持つべきかを詳細に説いている。
目次
- はじめに
- 明確な目標を立て、達成できると信じる
- 目標達成の具体的・論理的方法を検討し続ける
- 目標を達成する方法を部下に示し、自信を持たせる
- 部下の意見を聞き、経営への参画意識を持たせる
- ど真剣に気を込めて、日々採算をつくる
- おわりに
人を育てる
(2016年7月13日 盛和塾第24回世界大会)概要
本講話は2016年7月13日「盛和塾第24回世界大会」にて「人を育てる」と題して部下や後継者の育成について述べた内容です。会社の永続的な発展のためには立派な人間性を持ったトップの育成が欠かせません。中小企業の最も切実な悩みである人材不足に対し、平凡な従業員を立派な人格やリーダーシップを持った人材に育ててきた稲盛の経験がわかりやすく説かれています。
目次
- 幹部社員を育成するには
- 外部人材の活用法
- いかにして後継者を選ぶか
敬天愛人を生きる
(2017年12月19日 東日本地区忘年塾長例会)概要
庄内藩の有志たちが西郷隆盛の言葉を編纂した書物『南洲翁遺訓集』より、経営者・リーダーにとって特に重要な項目を解説する。現代に生きる私たちは「敬天愛人」や「無私」など、西郷の思想をどう理解し、人生に取り入れていくべきなのか。京セラ・第二電電創業時のエピソードを語る中で、稲盛哲学の原点が明らかになる。
目次
- 「敬天愛人」との出会い
- 「天」が指し示す正道をゆく
- 従業員の幸福を追求する経営理念
- トップに欠かせない自己犠牲の精神
- リーダーは損を引き受ける勇気を持て
- 混迷する世相を救うリーダー像
- 無私の精神をもって臨んだ電気通信事業
- 純粋で美しい思いが勝利へと導く
- 自分の生き方を魂に染み込ませる
フィロソフィ(16講話)▼
京セラフィロソフィをひもとく No.1
(1998年9月3日 東北地区合同例会)概要
京セラを創業して以来、自らの経営体験をもとに編み出した経営哲学を1冊の手帳にまとめた『京セラフィロソフィ手帳』。その真髄を初めて解き明かしたのが、「京セラフィロソフィの紐解き講話シリーズ」である。
その最初の巻にあたる本講話では、京セラフィロソフィ誕生の経緯と必要性、最も基本となる第1章「経営の心」について、余すところなく語られている。
目次
- 「京セラフィロソフィ」の誕生
- 登る山が違えば、必要となる考え方も変わる
- 「京セラフィロソフィ手帳」について
- 心をベースとして経営する
- 公明正大に利益を追求する
- 原理原則にしたがう
- お客様第一主義を貫く
- 大家族主義で経営する
- 実力主義に徹する
- パートナーシップを重視する
京セラフィロソフィをひもとく No.2
(1998年11月30日 関西地区合同例会)概要
本講話は「京セラフィロソフィの紐解き No.2」(正式版)の一部を抜粋したものです。
[出典] 1998年11月30日 盛和塾関西地区合同例会
本講話は1998年11月30日「盛和塾関西地区合同塾長例会」にて話された、稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィをひもとくシリーズ」の2回目。フィロソフィの最初にある「経営のこころ」の中から、全員参加経営や独創性、高い目標など、フィロソフィの根幹にある考え方を、実体験をもとにくわしく解説している。
目次
- はじめに
- 全員参加で経営する
- ベクトルを合わせる
- 独創性を重んじる
- ガラス張りで経営する
- 高い目標を持つ
京セラフィロソフィをひもとく No.3
(1999年3月25日 長野開塾式)概要
本講話は1999年3月25日「盛和塾長野開塾式」にて話された、稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィをひもとくシリーズ」の3回目。「すばらしい人生をおくるために」の最初の章「心を高める」から、人格を磨き、高めていく上で重要な「宇宙の意志と調和する心」、「愛と誠と調和の心をベースとする」、「素直な心をもつ」「常に謙虚であらねばならない」など、稲盛哲学の根幹をなす思想について、具体例とともに解説している。
目次
- 心を高めれば道は平らになる
- 「宇宙の意志」と調和する心
- 愛と誠と調和の心をベースとする
- きれいな心で願望を描く
- 素直な心を持つ
- 常に謙虚であらねばならない
京セラフィロソフィをひもとく No.4
(1999年4月12日 九州地区合同塾長例会)概要
本講話は1999年4月12日「盛和塾九州地区合同塾長例会」にて話された、稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィをひもとくシリーズ」の4回目。「すばらしい人生をおくるために」の「心を高める」から「感謝の気持ちをもつ」、「常に明るく」、また、「より良い仕事をする」から「仲間のために尽くす」、「信頼関係を築く」など、稲盛経営哲学の根底を流れる思想について、わかりやすく説いている。
目次
- 感謝の気持ちをもつ
- 常に明るく
- 仲間のために尽くす
- 信頼関係を築く
- 完全主義を貫く
- 真面目に一生懸命仕事に打ち込む
京セラフィロソフィをひもとく No.5
(1999年5月21日 関西地区合同塾長例会)概要
本講話は1999年5月21日「盛和塾関西地区合同塾長例会」にて話された、稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィをひもとくシリーズ」の5回目。「すばらしい人生を送るため」の「より良い仕事をする」という章から、「地味な努力を積み重ねる」「自ら燃える」「仕事を好きになる」「ものごとの本質を究める」「渦の中心になれ」「率先垂範する」という、稲盛哲学の根幹をなす思想について、わかりやすく解説している。
目次
- 地味な努力を積み重ねる
- 自ら燃える
- 仕事を好きになる
- ものごとの本質を究める
- 渦の中心になれ
- 率先垂範する
京セラフィロソフィをひもとく No.6
(1999年6月2日 中部地区合同塾長例会)概要
本講話は1999年6月2日「盛和塾中部地区合同塾長例会」にて話された、稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィをひもとくシリーズ」の6回目。「すばらしい人生をおくるために」の「より良い仕事をする」から、「自らを追い込む」「本音でぶつかれ」「私心のない判断を行う」など、稲盛哲学の根幹をなす思想について、わかりやすく解説している。
目次
- 自らを追い込む
- 土俵の真ん中で相撲をとる
- 本音でぶつかれ
- 私心のない判断を行う
- バランスのとれた人間性を備える
- 知識より体得を重視する
京セラフィロソフィをひもとく No.7
(1999年6月15日 盛和塾関東地区合同例会)概要
本講話は1999年6月15日「盛和塾関東地区合同塾長例会」にて話された、稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィをひもとくシリーズ」の7回目。「すばらしい人生をおくるために」の「より良い仕事をする」から、「常に創造的な仕事をする」、「正しい判断をする」から、「利他の心を判断基準にする」、「大胆さと細心さをあわせもつ」の3編を解説している。
目次
- 常に創造的な仕事をする
- 利他の心を判断基準にする
- 大胆さと細心さをあわせもつ
京セラフィロソフィをひもとく No.8
(1999年7月7日 あおもり開塾式)概要
本講話は1999年7月7日「盛和塾あおもり開塾式」にて話された、稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィをひもとくシリーズ」の8回目。「すばらしい人生をおくるために」の章から「有意注意で判断力を磨く」「フェアプレイ精神を貫く」「公私のけじめを大切にする」「潜在意識にまで透徹する強い持続した願望を持つ」の4編を解説している。
目次
- 有意注意で判断力を磨く
- フェアプレイ精神を貫く
- 公私のけじめを大切にする
- 潜在意識にまで透徹する強い持続した願望を持つ
京セラフィロソフィをひもとく No.9
(1999年8月2日 九州地区合同塾長例会)概要
本講話は1999年8月2日「盛和塾九州地区合同塾長例会」にて話された、稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィをひもとくシリーズ」の9回目。「すばらしい人生をおくるために」の「新しいことを成し遂げる」から「チャレンジ精神をもつ」「もうダメだというときが仕事のはじまり」などの5編を解説している。
目次
- 人間の無限の可能性を追求する
- チャレンジ精神をもつ
- 開拓者であれ
- もうダメだというときが仕事のはじまり
- 信念を貫く
京セラフィロソフィをひもとく No.10
(1999年8月10日 北海道地区合同塾長例会)概要
本講話は1999年8月10日「盛和塾北海道地区合同塾長例会」にて話された、稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィをひもとくシリーズ」の10回目。「すばらしい人生をおくるために」の「新しいことを成し遂げる」から「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」、「困難に打ち勝つ」から「真の勇気をもつ」「自らの道は自ら切りひらく」「見えてくるまで考え抜く」などの項目について、わかりやすく解説している。
目次
- 楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する
- 真の勇気をもつ
- 闘争心を燃やす
- 自らの道は自ら切りひらく
- 有言実行でことにあたる
- 見えてくるまで考え抜く
京セラフィロソフィをひもとく No.11
(1999年8月27日 第7回全国大会)概要
本講話は1999年8月27日「第7回盛和塾全国大会」にて話された、稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィをひもとくシリーズ」の11回目。人生や仕事の問題に向き合う際の考え方はどうあるべきかについて説いた「成功するまで諦めない」「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」「一日一日をど真剣に生きる」の3編を解説している。
目次
- 成功するまであきらめない
- 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
- 一日一日をど真剣に生きる
京セラフィロソフィをひもとく No.12
(1999年8月28日 第7回全国大会)概要
本講話は1999年8月28日「第7回盛和塾全国大会」にて話された、稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィをひもとくシリーズ」の12回目。心の様相が現実に影響を与えることを解説した「心に描いたとおりになる」「夢を描く」、美しい心を意識することの大切さを説いた「動機善なりや、私心なかりしか」「純粋な心で人生を歩む」、自分そして相手にも厳しさと謙虚さを求める「小善は大悪に似たり」「反省ある人生をおくる」を解説している。
目次
- 心に描いたとおりになる
- 夢を描く
- 動機善なりや、私心なかりしか
- 純粋な心で人生を歩む
- 小善は大悪に似たり
- 反省ある人生をおくる
京セラフィロソフィをひもとく No.13
(1999年9月16日 関東地区合同塾長例会)概要
本講話は1999年9月16日「盛和塾関東地区合同塾長例会」にて話された、稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィをひもとくシリーズ」の13回目。「値決めは経営である」について、様々な角度から解説している。
目次
- 値決めは経営である① お客様が喜ぶ値段の一番高い点を瞬時に射止める
- 値決めは経営である② 夜鳴きうどんの値決めは経営者の才覚次第
- 値決めは経営である③ 他社ブランドに見る値決めの事例
- 値決めは経営である④ 原価を創造する
- 値決めは経営である⑤ 利益を確保する
- 値決めは経営である⑥ 値決めは経営トップの仕事
京セラフィロソフィをひもとく No.14
(1999年10月28日 盛和塾中部地区合同例会)概要
本講話は1999年10月28日「盛和塾中部地区合同例会」にて話された、稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィをひもとくシリーズ」の14回目。経営の本質をつく「売上を極大に、経費を極小に」「日々採算をつくる」「健全資産の原則を貫く」の他、全員で高い目標を実現していくために必要な考え方である「能力を未来進行形でとらえる」「目標を周知徹底する」などが解説されている。
目次
- 売上を極大に、経費を極小に
- 日々採算をつくる
- 健全資産の原則を貫く
- 能力を未来進行形でとらえる
- 目標を周知徹底する
京セラフィロソフィをひもとく No.15
(1999年12月6日 関西地区塾長例会)概要
本講話は1999年12月6日「盛和塾関西地区塾長例会」にて話された、稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィをひもとくシリーズ」の15回目。ここで紹介されるフィロソフィの一つ一つは、「日々の仕事を進めるにあたって」と題された章の項目である。これらを従業員一人一人が意識し、血肉化していくことで、企業をあるべき姿へと変えていくことができると説いている。
目次
- 採算意識を高める
- 倹約を旨とする
- 必要なときに必要なだけ購入する
- 現場主義に徹する
- 経験則を重視する
- 手の切れるような製品をつくる
- 人生の価値と人生の目的
京セラフィロソフィをひもとく No.16
(2000年3月20日 関西地区塾長例会)概要
本講話は2000年3月22日「盛和塾関東地区塾長例会」にて話された、稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィをひもとくシリーズ」の完結編となる16回目。ここでは、日々の仕事の中で意識することでより良い製品やサービスの提供、ミスや不正の起こらない職場環境の実現などにつながるフィロソフィを解説している。
目次
- 製品の語りかける声に耳を傾ける
- 一対一の対応の原則を貫く
- ダブルチェックの原則を貫く
- ものごとをシンプルにとらえる
人生論(11講話)▼
科学技術と人間性
(1985年4月28日 第9回トランスパーソナル国際会議)概要
本講話は1985年4月28日「第9回トランスパーソナル国際会議」での講演です。科学技術の世界においても、人間の心や精神がその成果に大きく影響することを、研究開発における事例を用いて語っています。シンプルでロジカルな展開で「真実」のみを究明してきた科学技術においても、その人の心を正しく美しくすること、精神世界に目を向けることが大切であると説いています。
目次
- 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
- 「技術開発の判断基準は心
- 高い次元の心を判断基準とする
- 精神世界の研究が今後の課題
- パラダイムの構築
心を高めていくと
「真我」に近づき運命は好転する
概要
「心」の構造を突き詰めていくと、その中心には「真我」がある。この真我こそが、宇宙、森羅万象をつくりあげたものであり、真我に近づいていくことで、運命は好転してゆく。
一般的には、真我を探っていくには精心的な修行が必要とされているが、経営者は仕事を通じて、誰にも負けない努力をし、謙虚な心をもって感謝し、反省ある毎日を送ることで心を高め、会社を発展させていくことができる。
目次
- 宇宙の摂理に通じる「真我」
- カルマにより現世の人生が決まる
- 「真我」を知るには修行がいる
- 「真我」に委ねれば運命は開ける
- 進歩発展と調和に必要な「利他の心」と「努力」
働く意義、利を求むるに道あり
(1998年6月25日 関西地区合同塾長例会)概要
本講話は、労働の意義は、物資的な豊かさのみを得るものではなく、精神的な豊かさを得るものであること。また正しい道を踏んで利益を得ていくことの大切さを説かれている。
目次
- はじめに
- 働く意義を明確にする
- 古き良き日本人の労働観
- 経営道と菩薩道
- 利を求むるに道あり
- 独占を排除するアメリカの社会正義
人生を導く真理
-2つの法則と2つの心構え-
概要
本講話では、人生を織りなす「運命」と「因果応報」の二つの法則、それに対する二つの心構えについて、話されている。また人生をよりよいものにしていくために、六波羅蜜を実践し、自らの心、人格を磨いていく必要性を説かれている。
目次
- 人生を支配する二つの法則
- 因果応報の法則が運命を変えていく
- 逆境が幸運につながっていく
- 二つの心構えを守る
- 同じ過ちを繰り返し続けてきた人類
- 人生と経営における六波羅蜜
- 心だけは死後も残り続ける
- 心の多重構造
- 魂を磨き、すばらしい人生を歩む
人生の真理
ー人生は心に描く「思い」によって決まるー
概要
本講話は2003年8月23日、盛和塾第11回全国大会にて「人生の真理ー人生は心に描く「思い」によって決まるー」と題して行われたものです。人間にとって、人生にとって「思う」ということの重大さについて、京セラの経営スローガンの歴史とジェームズ・アレンの『「原因」と「結果」の法則』を用いて詳細に説いています。
目次
- 心に何を描くか
- 常に心に善き思いを抱き続けるために
- 利他の心で夢を描き、誰にも負けない努力を重ねる
- 京セラの経営スローガンにみる「思いの成就」
- 疑いや恐怖を抱かず、善きことを強く思う
- 心に描いた通りの結果が生まれる「人生の法則」
- 利他を貫く人たちには、必ず幸せが訪れる
成就する思い、成就しない思い
(2004年9月1日 盛和塾第12回全国大会)概要
本講話は2004年9月1日、盛和塾第12回全国大会にて「成就する思い、成就しない思い」と題して行われたものです。心のあり方の重要性について、心の構造とジェームズ・アレン『「原因」と「結果」の法則』を用いて、詳細に説いています。
目次
- 心の大切さを学んだ経緯
- 厳然として存在する「因果の法則」
- 心の多重構造
- 潜在意識に透徹するほどの「思い」を持つ
- 理性、良心のレベルで「思う」
- 「思い」の質の違いが、成就の可否を決定する
- 心を常に磨き純化させる
人生について思うこと
(2007年9月18日 盛和塾第15回全国大会)概要
本講話は2007年9月18日、盛和塾第15回全国大会にて「人生について思うこと」と題して行われたものです。西郷南洲翁遺訓をひもときながら、経営者自身が率先垂範、心を高めることが、一人ひとりの人生を豊かにするのみならず、経営を伸ばし、従業員の幸せを実現することにもなると説いています。
目次
- はじめに
- 生きていく上で不可欠な心の管理
- 無私の人、西郷南洲に学ぶ心の管理
- おわりに
六つの精進
(2008年7月17日 第16回全国大会)概要
「六つの精進」は、企業経営をしていく上での必要条件であり、同時に、人間としてすばらしい人生を生きていくための必要条件でもある。幸福な人生を歩みたいならば、また立派な企業経営をしたいと思うならば、この「六つの精進」に説かれている実践項目をひとつずつ忠実に実践していくことが重要である。
目次
- 一、誰にも負けない努力をする
- 二、謙虚にして驕らず
- 三、反省のある毎日を送る
- 四、生きていることに感謝する
- 五、善行、利他行を積む
- 六、感性的な悩みをしない
人は何のために生きるのか
(2013年10月29日 公開市民フォーラム2013<大阪>)概要
本講話は、2013年10月29日、「人は何のために生きるのか」と題して行われたものです。人間はどういう心構え、考え方で人生を生きていけばよいのかということについて、中国の古典や自身の若かりし頃の体験、さらには日本航空再建の事例をもとに説いています。
目次
- はじめに
- 善きことを思い、善きことを行えば、人生は好転する
- 善き思いは、万物を生成発展させる「宇宙の意志」に合致する
- 因果の法則にしたがうことで好転した私の人生
- 災難続きだった青少年時代
- 「善き思い」がもたらした日本航空再建
- 人生の目的は魂を磨くこと
私の幸福論
-幸福は心のあり方によって決まる-
概要
本講話は2013年12月17日「盛和塾西日本地区忘年塾長例会」にて「私の幸福論-幸福は心のあり方によって決まる-」と題し、「勤勉」「感謝」「謙虚」の大切さに触れながら、幸福のベースとなる心のあり方について話されている。また、経営者にとっての幸福とは何か、その幸福を得られる心のあり方をわかりやすく説いている。
目次
- はじめに
- 「幸福論」が求められる背景
- 勤勉に一生懸命働く
- 感謝の気持ちをもつ
- 隠れ念仏に学んだ感謝の心
- 謙虚に反省する
- 人間の欲深さを表現した仏教説話
- 三毒を抑え、利他の心をもつ
- 日本航空という集団を幸福に導いた「利他の心」
- 経営者にとっての幸福とは
思いは必ず実現する
(2014年9月4日 盛和塾第22回世界大会)概要
本講話は、2014年9月4日、「盛和塾第22回世界大会」において「思いは必ず実現する」と題して行われたものです。「思う」ことは人間のあらゆる行動の源であり、「利他の心」に根ざした純粋で美しい「思い」が事業の成長発展につながると述べています。またその「思い」を実現する経営者には、自己犠牲や無私の心が必要であると説いています。
目次
- 「思い」の持つ偉大な力について
- 純粋で美しい「思い」を抱く
- 強烈な願望を抱き、「思い」を信念にまで高める
- 「思い」が成し遂げたもの
- 「思い」を実現させる経営者の姿勢
経営問答(23講話)▼
経営問答シリーズNo.1
社員のやる気を引き出す
概要
3K業種の仕事において、どのように社員をやる気にさせればよいのか、という質問に対し、京セラの創業期の話をひもときながら、社長が会社、仕事の意義を明確にし、それを社員と共有していく重要性を説く。
目次
- 質問 3K業種の仕事で、社員をやる気にさせるには
- 回答 会社・仕事の意義を明確にし、モチベートしていく
経営問答シリーズNo.2
老朽設備の大規模改修のタイミングについて
概要
本講話は、老朽設備の大規模改修にあたって、京セラグループの工場やホテルの事例をもとにパッチワークで対応することの重要性を説いている。
目次
- 質問 老朽設備の大規模改修のタイミングについて
- 回答 借入を重ねずに、パッチワークで改修をする
経営問答シリーズNo.3
やりがいや充実感を持てる会社をどのように築くか
概要
本講話は2000年代の盛和塾塾長例会での経営問答。先代亡き後、家業を継いだものの、社員の少ない零細企業において、一人ひとりが会社の仕事を通してやりがいや充実感を持てる社風や環境、システムをどのようにしたら築けるのかという質問に対し、従業員には、現場の意見を反映させて経営への参画意識を持たせつつ、経営者は先頭に立ってみんなを率いることが求められると説いている。
目次
- 質問 やりがいや充実感を持てる会社をどのように築くか
- 回答 参画意識を高める仕組みがやりがいを生む
経営問答シリーズNo.4
企業を発展に導く営業哲学とは、また営業の人格と能力について
概要
公共事業を取り扱う設計事務所経営者からの質問。自社の発展のため、営業力の強化を図るも、従業員に営業の本質が伝わらずうまくいっていない。そこから成長発展するために留意しなければならない営業哲学はどのようなものか。また、営業の能力や成績はフィロソフィの学びと必ずしも相関しないとすれば、どのように育てるべきか。営業育成の悩みに応える経営問答。
目次
- 質問 企業を発展に導く営業哲学とは、また営業の人格と能力について
- 回答 技術や資産を生かして営業しつつ、能力とフィロソフィを身に付けさせる
経営問答シリーズNo.5
M&Aのオファーを受ける判断基準とは
概要
本講話は2000年代、塾長例会での経営問答をもとに制作しています。合併前にすべき三つの確認事項について、質問者の状況に合わせて詳細に説いています。
目次
- 質問 M&Aのオファーを受ける判断基準とは
- 回答 小異を捨てて大同につく ―合併前にすべき三つの確認―
経営問答シリーズNo.6
幹部の育成と二番手メーカーとしての営業戦略
概要
本講話は2000年代、盛和塾関西地区合同例会での経営問答をもとに制作しています。フィロソフィを社内で伝えることで経営者の分身をつくり、闘争心を持って営業活動を進めることについて語られています。
目次
- 質問 幹部の育成と二番手メーカーとしての営業戦略について
- 回答 フィロソフィで経営者の分身をつくり闘争心を持って営業活動を進める
経営問答シリーズNo.7
全国の社員に思いを伝え、人心をまとめるには
概要
本講話は1900年年代、盛和塾九州地区合同例会での経営問答をもとに制作しています。全国に点在する営業所の社員の心を掌握することについて、稲盛は自身の例を交えて説明しています。
目次
- 質問 全国の社員に思いを伝え、人心をまとめるには
- 回答 人心掌握に要諦なし。すさまじい熱意をもって営業所を回るべき
経営問答シリーズNo.8
新規分野を伸ばす際の留意点
概要
本講話は1990年代、盛和塾の例会における経営問答をもとに制作しています。中小企業から中堅企業になるために、新規分野へ多角化していく際の留意点ついて語られています。
目次
- 質問 新規分野を伸ばす際の留意点とは
- 回答 新規分野への展開は必ず得意技の延長戦で
経営問答シリーズNo.9
成長しようとしない古参幹部への対応をどうすべきか
概要
本講話は1990年代、盛和塾の例会における経営問答をもとに制作しています。売上100億円企業になるため、新規店舗を任す人材への考え方について語っています。
目次
- 質問 成長しようとしない古参幹部への対応をどうすべきか
- 回答 会社を伸ばすには、自らの器に合わせて優秀な人材の採用も必要
経営問答シリーズNo.10
ベテラン社員の自己啓発意欲を活性化させるには
概要
本講話は1990年代、盛和塾の例会における経営問答をもとに制作しています。企業内における資格取得と組織運営についてどのように考えるべきかを語っています。
目次
- 質問 ベテラン社員の自己啓発意欲を活性化させるには
- 回答 資格偏重の風潮は組織を崩壊させる
経営問答シリーズNo.11
二代目経営者として、自身が抱える矛盾を乗り越えるには
概要
本講話は2000年代、盛和塾の例会における経営問答をもとに制作しています。二代目社長として、先代の経営手法を活かしつつ会社をより成長発展させるためにはどのような考え方をすべきか語っています。
目次
- 質問 二代目経営者として、自身が抱える矛盾を乗り越えるには
- 回答 先代の経営手法を受け入れることで矛盾を解決し、会社をさらに成長させる
経営問答シリーズNo.12
新任社長としての留意点、社長業の要諦とは
概要
本講話は1990年代後半に行われた経営問答をもとに制作しています。30代で父親の後を継いだ新任社長が掲げる4つの方針についての留意点や社長業の要諦について稲盛が説明しています。
目次
- 質問 新任社長としての留意点、社長業の要諦とは
- 回答 心を高める努力をし、企業に命を吹き込んでいく
経営問答シリーズNo.13
社員の心をつかむ人材育成、伸びる企業の社風、経営者の時間管理について
概要
本講話は1990年代、盛和塾の例会における経営問答をもとに制作しています。経営者自らが現場に精通し、利益を上げることの重要性について語っています。
目次
- 質問 社員の心をつかむ人材育成、伸びる企業の社風、経営者の時間管理について
- 回答 現場に精通して、利益をあげる
経営問答シリーズNo.14
息子を後継者として育成するには
概要
本講話は2000年代後半に行われた経営問答をもとに制作しています。同族経営の会社で息子を後継者にするにあたっての育成法や留意点について、稲盛が説明しています。
目次
- 質問 息子を後継者として育成するには
- 回答 フィロソフィを現場で身に付け、共に数字で経営し、収益性を高める
経営問答シリーズNo.15
社長が心すべきこととは
概要
本講話は1990年代、盛和塾の例会における経営問答をもとに制作しています。父親から社長業を引き継いだ質問者に対して、「社長に求められる5つのこと」について語っています。
目次
- 質問 社長が心すべきこととは
- 回答 社長に求められる五つのこと
経営問答シリーズNo.16
能力が不足する人材をいかに活用すればよいか
概要
本講話は1990年代後半に行われた経営問答をもとに制作しています。企業が「筋肉質の会社」であるために、仕事がはかどらない人をどう活用すればよいかを、稲盛が自身の経験も交えて説明しています。
目次
- 質問 能力が不足する人材をいかに活用すればよいか
- 回答 人間性と忠誠心(ロイヤルティ)の有無を見極める
経営問答シリーズNo.17
自らの思いを全社員に浸透させるには
概要
本講話は1990年代、盛和塾の例会における経営問答をもとに制作しています。社長業を引き継いだ質問者に対して、「自らの思いを全社員に浸透させるには」どうすべきかを語っています。
目次
- 質問 自らの思いを全社員に浸透させるには
- 回答 従業員のことを思い、率先垂範すると同時に、本音で語り合う
経営問答シリーズNo.18
経営理念に矛盾するリストラは間違いだったのか
概要
本講話は2000年代に行われた経営問答をもとに制作しています。経営理念を制定し、顧客満足、社員の満足、会社の繫栄を目指してきたにもかかわらず、不況となり会社の存続を守るため、心を鬼にしてリストラを断行。理想と現実に悩む塾生に対し、それでも理念は貫くべきだと説明しています。
目次
- 質問 経営理念に矛盾するリストラは間違いだったのか
- 回答 揺らがずに、掲げた理念を貫き通せ。経営には気高い理想と素晴らしい理念が要る
経営問答シリーズNo.19
評価方法と役職制度の見直しについて
概要
本講話は2000年代、盛和塾の例会における経営問答をもとに制作しています。評価方法と役職制度の見直しについて、どういう進め方・考え方をすべきかを語っています。
目次
- 質問 評価方法と役職制度の見直しについて
- 回答 評価はトップ自ら心血を注いで従業員を見ること。成果主義で真の活性化は図れない
経営問答シリーズNo.20
不正な競合他社との争いの中で、正しいことを貫くには
概要
本講話は2000年代に行われた経営問答をもとに制作しています。市場の縮小で顧客争奪戦、ダンピング、不適切処理等で安価で仕事を取っていく同業他社とそれを不満に思う社員。正しいことを貫こうと決意をしながらもゆれ動く自分はどう対応すべきなのか、という質問に対し、厳しい競争の中で正しいことを貫くためには、誠心誠意粘って顧客に説明をし、説得する以外にはないと説明しています。
目次
- 質問 不正な競合他社との争いの中で、正しいことを貫くには
- 回答 正しきを貫くには、粘り強い、誠心誠意の説得を
経営問答シリーズNo.21
業務完遂への高い意識を継続させるには
概要
本講話は2000年代、盛和塾の例会における経営問答をもとに制作しています。親から引き継いだ会社において、経営者として従業員に夢や目標を語ることの重要性を京セラ創業当初の体験も踏まえながら述べています。
目次
- 質問 業務完遂への高い意識を継続させるには
- 回答 夢や目標を語って率先垂範せよ
経営問答シリーズNo.22
中小企業の海外進出と新規事業展開のあり方
概要
本講話は1990年代に行われた経営問答をもとに制作しています。中小企業が海外生産に踏み切る時の判断のポイントや新規事業での留意点について、稲盛は自身の経験をもとに説明しています。
目次
- 質問 中小企業の海外進出と新規事業展開のあり方
- 回答 事業は人。海外進出も人材によって決まる
経営問答シリーズNo.23
経営危機における経営者の心構えと行動指針とは
概要
本講話は2000年代、盛和塾の例会における経営問答をもとに制作しています。不況により経営危機に陥った際、経営者がどのような心構えと行動指針を持つべきかについて、京セラでの経営の実体験も交えながら述べています。
目次
- 質問 経営危機における経営者の心構えと行動指針とは
- 回答 中長期ではなく、1年計画にし、手堅い経営を目指す
CD講話(48話)▼
「心に響く教え」No.1 物事を判断する時に必要な“勇気”
(1992年4月3日 盛和塾滋賀・福井合同例会)「心に響く教え」No.2 絶え間なく工夫せよ
(1992年4月3日 盛和塾滋賀・福井合同例会)「心に響く教え」No.3 心のあり方が経営を決める~繰り返しの反省が人格を高める~
(1992年4月6日 盛和塾神戸・播磨合同例会)「心に響く教え」No.4 エゴを抑えると利他の心が出てくる
(1992年4月6日 盛和塾神戸・播磨合同例会)「心に響く教え」No.5 不景気に効く特効薬などない。「かねて」が勝負!
(1992年5月12日 盛和塾東京例会)「心に響く教え」No.6 不況は市場開拓、新規開発の絶好期
(1992年5月12日 盛和塾東京例会)「心に響く教え」No.7 強烈な願望を心に抱くことが経営のまず最初
(1992年11月17日 盛和塾新潟例会)「心に響く教え」No.8 総スカンをくらっても、垂直登攀を貫く勇気
(1992年12月14日 盛和塾合同忘年会)「心に響く教え」No.9 社員指導は自分の全人格を賭けた勝負!
(1993年2月25日 盛和塾鹿児島例会)「心に響く教え」No.10 事業経営は観念論ではなく実務
(1993年2月25日 盛和塾鹿児島例会)「心に響く教え」No.11 社長として大事なことー判断・決断の基準を心の座標軸として持つー
(1993年4月19日 盛和塾鹿児島例会)「心に響く教え」No.12 投資は後追い。「泥縄式」で経営する
(1993年4月19日 盛和塾鹿児島例会)「心に響く教え」No.13 仕事の意義を説く-大義名分をハッキリさせることが経営者の大きな役割-
(1993年4月19日 盛和塾鹿児島例会)「心に響く教え」No.14 経営目標、経営者の意志を従業員の意志に替える
(1993年6月14日 盛和塾京都・滋賀・福井合同例会)「心に響く教え」No.15 得意技で勝負する
(1993年6月14日 盛和塾京都・滋賀・福井合同例会)「心に響く教え」No.16 会社が小さな時から管理システムを作り上げよ
(1993年10月20日 盛和塾静岡・名古屋合同例会)「心に響く教え」No.17 人物が人を治める
(1993年10月20日 盛和塾静岡・名古屋合同例会)「心に響く教え」No.18 経営の面白味は、従業員との一体感から
(1993年12月1日 盛和塾佐賀開塾式)「心に響く教え」No.19 映像のように経営を映す「部門別採算表」
(1993年12月1日 盛和塾佐賀開塾式)「心に響く教え」No.20 儲け話には乗るな
(1993年12月1日 盛和塾佐賀開塾式)「心に響く教え」No.21 足るを知ることが利己心を抑える
(1992年11月1日 盛和塾沖縄例会)「心に響く教え」No.22 企業の中に棲む従業員を大事にする
(1992年11月1日 盛和塾沖縄例会)「心に響く教え」No.23 繰り返し繰り返し思うことで、弱い意志や心を強く変える
(1994年3月9日 盛和塾佐倉合同例会)「心に響く教え」No.24 偉大な仕事を成すのは、地味な一歩一歩の積み上げ
(1994年3月9日 盛和塾佐倉合同例会)「心に響く教え」No.25 「みんなに喜ばれる」ことが商売の原点
(1994年3月9日 盛和塾佐倉合同例会)「心に響く教え」No.26 人に惚れ込んでもらう
(1994年3月9日 盛和塾佐倉合同例会)「心に響く教え」No.27 従業員を幸せにするために、会社を立派にしないといけない
(1994年4月7日 盛和塾宮崎開塾式)「心に響く教え」No.28 社風になっていくほどの哲学を、全従業員に浸透させる
(1994年8月9日 盛和塾関東ブロック合同例会)「心に響く教え」No.29 「集団を助ける」それがリーダーの資格
(1994年10月17日 京セラ株式会社本社役員室)「心に響く教え」No.30 「思い」が原因をつくり、それは必ず実現する
(1994年11月29日 ニュービジネスメッセ'94)「心に響く教え」No.31 成長発展すると同時に調和をはかる
(1994年11月29日 ニュービジネスメッセ'94)「心に響く教え」No.32 企業経営を決めるトップのメンタリティ
(1995年5月12日 京都商工会議所トップセミナー)「心に響く教え」No.33 判断基準を人間のあり方の原点におく
(1995年5月12日 京都商工会議所トップセミナー)「心に響く教え」No.34 物事を判断する心の構造
(1995年5月12日 京都商工会議所トップセミナー)「心に響く教え」No.35 考え方をちょっと変えるだけで、人生は変わる
(1995年5月12日 京都商工会議所トップセミナー)「心に響く教え」No.36 従業員をどう掌握するか、それが経営の根幹
(1995年4月26日 盛和塾千葉開塾式)「心に響く教え」No.37 従業員との一体感をつくる「レクリエーション・行事」
(1995年4月26日 盛和塾千葉開塾式)「心に響く教え」No.38 利益を得ることの意義を語る
(1995年4月26日 盛和塾千葉開塾式)「心に響く教え」No.39 人間として最も価値のある心
(1995年10月1日 KYOのあけぼのフェスティバル)「心に響く教え」No.40 企業経営に奇策はない~農村改革を成功させた二宮尊徳の論理観に学ぶ~
(1995年7月3日 盛和塾山口開塾式)「心に響く教え」No.41 「人心をつかむ」ために必要なこと
(1995年7月3日 盛和塾山口開塾式)「心に響く教え」No.42 心の状態が環境をつくり出していく~天国と地獄の違い~
(1995年10月25日 盛和塾東北合同例会)「心に響く教え」No.43 いい心がいい顔をつくる~ある社員のフィロソフィ論文から~
(1994年3月25日 盛和塾長崎開塾式)「心に響く教え」No.44 人の行い、それによって運命は変わる
(1997年3月29日 関西師友会創立40周年記念大会)「心に響く教え」No.45 「日本の通信料金をもっと安く」と無謀を承知で挑戦した電気通信事業
(1997年3月29日 関西師友会創立40周年記念大会)「心に響く教え」No.46 ベンチャービジネスの神髄~中小零細企業を興す~
(1998年12月7日 鹿児島大学ベンチャービジネス講座)「心に響く教え」No.47 ベンチャービジネスの神髄~市場開拓の精神~
(1998年12月7日 鹿児島大学ベンチャービジネス講座)「心に響く教え」No.48 理念を高め続ける毎日
(2005年9月15日 第13回全国大会)